2017年5月27日(土)HCD-Netの2017年度春季HCD研究発表会でポスター発表をしました。
2017年5月27日(土)HCD-Netの2017年度春季HCD研究発表会でポスター発表をしました。
【予稿】
※DropBoxへのリンクをつけています
【ポスター】
【発表の様子】
■発表のポスターなどの配置
■発表の様子1
■発表の様子2
【いただいた質問/コメント】
・[質問]情報設計とビジュアルデザインがズレるケースとして、組織に何らかの力学が働くケースがある。例えば、デザイントレンドとして○○を採用することが決まっている、など。そういったケースも考慮が必要なのではないか。
→ その通りだと思います。あくまで今回は、IAとデザイナーの間の部分で、これだけで解決できるものではないかと思います。
・[コメント]昔は、今のように分業が進んでいなかったため、IAもデザインも1人で行っていた。
→分業による弊害でもあると認識しています。
・[質問]DDD(ドメイン駆動設計)が挙げられているが、考察に用いているSCAT(Steps for Coding and Theorization:質的データ分析手法)でよいのではないか。
→ SCATはあくまで質的データ分析手法であり、ユーザーの言葉をそのまま概念としているわけではない。分析者の言葉となっているため、共通認識をつくるという部分に焦点を当てているわけではない。
・[コメント]質問者の方のチームでは、デザイナーとIAを巻き込んでスクラムを実践している。そこで出てきたTryは、Wikiに記載するなどしてチームのルールとしている。無理にDDDなどを考えなくても、そういった活動でもよいのではないか。
→ それも一つの方法であるし、デザイナーがスクラムに適応できるならそれでよいと考えます。
・[コメント] Web制作をやっていて、DDDはそれだよなという感覚がある。実際にそういう活動をするとなるとどうなるか
→本質的には、DDDは開発手法なので、コード実装を含む形になる。デザインで言えば、CSSをオブジェクト指向的に書くようなことが必要になりそうです。
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